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「フレッツ光全戸加入プラン」とは?大家さんが利用できるプロバイダはたった3社のみ

「フレッツ光全戸加入プラン」とは?大家さんが利用できるプロバイダはたった3社のみ

「今度フレッツ光全戸加入プランを導入しようと思っているんだけど、じつはフレッツ光とプロバイダってなにが違うのか、よくわかってないんだよね」

多くの大家さんは、大なり小なりこんな感じなのではないでしょうか。

フレッツ光導入時に一番トラブルを起こしやすいのが、プロバイダ関連であるといわれています。せっかく無料インターネットを導入するのですから、トラブルは極力なくしたいですよね。

今回「あぱたい」では、フレッツ光の基礎的な内容やフレッツ光で利用できるプロバイダなど、大家ならぜひ知っておくべき内容を詳しく解説していきます。

アイネットくん
アイネットくん

まずはプロバイダの役割をきちんと理解しておきましょう

 

「フレッツ光全戸加入プラン」とは?

「フレッツ光全戸加入プラン」とは?         

フレッツ光全戸加入プランで利用できるプロバイダについて詳しく説明する前に、まずはフレッツ光全戸加入プランが、どういったしくみなのかを明確にしましょう。

大家さん
大家さん

そうそう、フレッツ光もなんとなくしか理解していないんだよね

アイネットくん
アイネットくん

それは大変! まずはフレッツ光のしくみから説明していきますね

そもそも「フレッツ光」と「プロバイダ」って、なにが違うの?

そもそも「フレッツ光」と「プロバイダ」って、なにが違うの?

画像引用:NTTコミュニケーションズ プロバイダー(ISP)の役割

フレッツ光とは、NTTが提供する光ファイバーの高速インターネット回線です。NTT以外にもKDDI「auひかり」などいくつか回線業者がありますが、インターネットを利用するには、必ずどこかのインターネット回線と契約する必要があります。

ところがインターネットを利用するためには、回線以外にも、プロバイダと呼ばれる「インターネット接続業者」と契約をしなくてはなりません

アイネットくん
アイネットくん

インターネット回線にアクセスするには「ぷらら」や「OCN光」のような接続業者との契約が必要です

個人でフレッツ光を申し込んだ場合は、プロバイダも個人で契約します。しかし全戸加入プランでは、大家が一括でプロバイダと契約するのが一般的です。

コストなどの理由から大家が契約しない場合もありますが、トラブル回避の意味からいっても、大家が一括でプロバイダと契約するのがベストなのは間違いありません。

 

現在利用しているプロバイダはつかえないって本当?

前述のとおり、全戸加入プランでは大家が一括でプロバイダと契約することが多いです。全戸加入プランが導入されれば、当然大家が契約したプロバイダを利用しなくてはいけません。

ただし、のちほど詳しく解説しますが、例外として別のプロバイダを利用できるケースもあります。

アイネットくん
アイネットくん

ですが通常はほぼ100%、今つかっているプロバイダを使えないと考えておいたほうがいいですよ

 

初期費用・通信速度など、フレッツ光の概要を知っておこう

ここではフレッツ光の基本的な情報をまとめておきます。

初期費用 15,800円×戸数
(契約料含む)
月額料金 3,050円〜4,050円×契約数
(16契約〜4契約)
通信速度 フレッツ光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ(最大1Gbps)
フレッツ光ネクスト マンション・ハイスピードタイプ(最大200Mbps)

※個人向けフレッツ光のデータを利用

フレッツ光全戸加入プランは、入居者確保を目的としているため、利用料金などを入居者の代理として大家が一括で支払うしくみになっています。

全戸加入プランで発生する正確な金額は個別見積もりとなっているため、参考までに個人向けプランのデータをまとめておきました。全戸加入プランの費用が個人向けプランよりも高いことはありませんから、おおよその目安として事前にしっかりと準備しておきましょう。

また通信速度は、「200Mbpsと1Gbps」2種類からの選択制度。通常の使用であれば200 Mbpsでも速度は十分ですが、同時使用なども考慮して「フレッツ光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ(1Gbps)」をおすすめします。

アイネットくん
アイネットくん

NTT東日本の場合、200Mbpsと1Gbpsの料金差は300円しかありません。またNTT西日本では、料金差はないそうです

たま
たま

ちなみに最大1Gbpsという意味で、常時1Gbpsの速度で利用できるというわけではないニャン

 

利用できるプロバイダは「ぷらら」「ASAHIネット」「WAKWAK」の3社のみ

利用できるプロバイダは「ぷらら」「ASAHIネット」「WAKWAK」の3社のみ

「@nifty」や「BIGLOBE」「DTI」など、よく名前を聞くプロバイダはたくさんあります。しかし、全戸加入プランで大家が利用できるのは、現時点で「ぷらら」「ASAHIネット」「WAKWAK」の3社だけです。

この3つのプロバイダについては、のちほど詳しく比較検証していきます。

入居者がプロバイダと契約するのはどんなとき?

全戸加入プランでは、大家がプロバイダと全戸分一括で契約し、料金も払います。ただ例外として下記の場合は、入居者が直接プロバイダと契約しても問題ありません。

  • 大家がプロバイダ契約をしていない場合
  • 速度が遅いなどの理由で、入居者が個人で別なプロバイダに変更する場合

どちらの場合も入居者が料金を支払うことになりますので、対応がまずいとトラブルに発展する可能性があります。まずは事前にしっかりと告知をおこないましょう。

入居者の満足度をあげるという意味では、やはりプロバイダ契約は、大家が一括でおこないたいところです。

また速度が遅くて変更する場合は、大家がプロバイダ料金を負担する必要もあるかもしれません。

大家さん
大家さん

速度が遅くて別のプロバイダに変更する人は結構いるらしいね

アイネットくん
アイネットくん

速度が遅い原因はほかにも考えられるので、プロバイダ変更前にきちんと確認をしておきましょう

速度が遅い原因についてもっと詳しく知りたいかたはこちら>>フレッツ光全戸加入プランの速度が遅いって本当?賢い大家なら知っている「3つの原因と対策」とは

 

「ぷらら」「ASAHIネット」「WAKWAK」を比較検証

ぷらら ASAHIネット WAKWAK
プロバイダ月額利用料 660〜880円 700円 880円
月額料金(NTTに支払い) 3,355円〜4,455円 2,950〜3,950円 3,575〜4,675円
初期費用
(NTTに支払い)
15,000円×戸数 15,000円×戸数 15,000円×戸数
通信速度 ギガマンション・スマートタイプ(最大1Gbps)
マンション・ハイスピードタイプ(最大200Mbps)
ギガマンション・スマートタイプ(最大1Gbps)
マンション・ハイスピードタイプ(最大200Mbps)
ギガマンション・スマートタイプ(最大1Gbps)
マンション・ハイスピードタイプ(最大200Mbps)
IPv6対応(IPoE)

※各数値はホームページより抜粋

参考:ぷらら光メイト with フレッツ

ASAHIネット 光 with フレッツ 東日本・マンションコース(集合住宅)

WAKWAK光 with フレッツII マンション(東日本エリア)

便宜上、月額料金や初期費用なども記載してありますが、これらはNTTに支払う金額です。プロバイダ料金はどれも1,000円以下であり、費用的な面で大きな差はありませんでした。

速度改善が期待できる「IPv6」にも、すべてのプロバイダが対応可能。正直なところ、どこを選んでも大きく失敗することはないと思われますが、なかには特定のプロバイダに対して、「アクセスが集中する。夜間に若干速度が遅くなる」といった口コミもみられます。

あくまでも参考としてですが、いろいろな口コミサイトをチェックしてみるのも、悪くない方法ではないでしょうか。

たま
たま

ちなみに、毎年開催される「RBB TODAYブロードバンドアワード2019」のプロバイダ部門は、2018年につづいてASAHIネットが最優秀賞を受賞しているニャン

 

プロバイダ契約で入居者とのトラブルにならないために

プロバイダ契約でトラブルにならないための基本的な方針としては、入居者に金銭的負担をかけないことに尽きるでしょう。

無料インターネットを謳っておきながら、プロバイダ料金は入居者負担となれば、入居者になんらかの不満を残してしまうのは間違いありません。

それではせっかく導入した全戸加入プランの意味が薄れてしまいます。下記のポイントに気をつけながら、計画を進めていきましょう。

  • フレッツ光だけでなく、プロバイダも大家が契約する
  • 速度が遅い場合には、IPv6への変更を素早くおこなう
  • 既存の物件に全戸加入プランを導入する場合、事前に周知徹底のうえ、計画を進める
  • 速度の問題などにより入居者がプロバイダと契約するときは、金銭負担も考慮する

アイネットくん
アイネットくん

トラブルが起こる前に、どこまでを大家が負担するのか、明確に決めておきましょう! 

大家さん
大家さん

なるほど! そうすれば簡単にトラブルへ陥ることもなさそうだね

 

まとめ

無料インターネットを利用するには、フレッツ光全戸加入プラン以外に必ずプロバイダとも契約しなくてはなりません。

特別な理由で入居者が個別に契約する場合を除き、全戸加入プランで利用できるプロバイダは、「ぷらら」「ASAHIネット」「WAKWAK」の3社のみ。

通常は、全戸加入プラン・プロバイダの両方を大家が全入居者分を一括で契約し、支払いもおこないます。

トラブル防止のためには、「入居者へ金銭負担をかけないこと」を心がけてください。